このSNS全盛の時代に、その名を知らぬ者はもはやいないのではないか…そのように思えてしまうほどに有名ですね。ここに限っては皆さんの方がお詳しいのでしょうが、今回は伏見稲荷大社をご紹介していきます。
『お稲荷さま』で親しまれる稲荷神社は全国に3万以上あると言われておりますが、その総本社が伏見稲荷大社となります。『稲荷』という名前の由来については検索すれば一般的な回答が得られると思いますが、これとは別の真理が隠されている深い名前でもあります。この点については別の機会とさせて頂きますね。
伏見稲荷大社までは、JR稲荷駅もしくは京阪電車の伏見稲荷駅から歩いてすぐです。京都駅から電車で5分くらいとすごく近いので、いつも新幹線で京都に行く私としては、その日の最初か最後に参拝することが多いですね。
境内はそれなりに広いですよ。鳥居をくぐってから楼門まで真っ直ぐの表参道を歩いていると、気持ちが高まってきます。
二の鳥居と楼門。青空に朱塗りが映えますね。
内拝殿です。ここまで来ると「千本鳥居どこにあるの?」って声もちらほら聞こえてくることもありますが、まずはしっかりお参りしましょう(笑)。
一番最初の画像にも写ってますが、稲荷といえば狐。拝殿の装飾の中に白狐がいるんですけど、見つけられますか?
狐のお話を出したついでに小ネタをひとつ。
稀代の陰陽師 安倍晴明、その母親である葛葉は白狐であったといいます。
一方、白狐を神使としているのが稲荷神社です。その総本社である伏見稲荷大社の創建に秦氏・賀茂氏が関わっていることから、葛葉が秦氏・賀茂氏だった可能性があり、晴明はその系譜を継ぐ者であったと考えられるのです。
さて、話を戻しましょう。
拝殿の近くには授与所があります。ここでおみくじを引くことができるのですが、伏見稲荷大社のおみくじには純粋な『凶』が無いばかりか『大吉』が当たりやすいそうですよ。そう聞くと引いてみたくなるのが人間の性。
…なんとなんと、大大吉!そんなのあるんかい!ってテンション上がったのを今でも覚えています☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
拝殿の裏手にまわると千本鳥居があります。インスタ映えのスポットなのでみんな写真を撮っていますよね。ここを含めて境内全体で1万本もの鳥居が存在しているそうですよ。
ちなみに皆さんは稲荷山の頂上まで登ったことはありますか?私はありません。体力的に無理だと思って途中で引き返しました(笑)。
これからの季節、個人的におすすめなのは毎年7月後半に行われる『宵宮祭』です。提灯や石灯籠に火が灯り、境内全体が幻想的な雰囲気に包まれます。
ただ今年は新型コロナウイルスの影響でどうなるのか、心配なところですね(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
どうでしたか?この他にも参道のお土産屋さんや出店、飲食店なども充実していますので、まだ行ったこと無いよーという方はぜひ一度参拝に訪れてみてください。