深山幽谷…そう呼ぶにふさわしいだろう。かの有名な鞍馬山と貴船山の間に鎮座する霊験あらたかな古社、それが貴船神社である。
と、いつもとは違う感じで始めてみましたが早速ご紹介に入っていきましょう。
貴船神社は京都市北部の山奥にありますので、市内の観光スポットに比べるとやや長旅になります。京阪の出町柳駅にて叡山電鉄に乗り換えて貴船口駅下車。そこから徒歩20〜30分です。バスも出てますけどね(笑)。
なんて言えばいいんだろう…この神社は境内はもちろんなんですけど、周辺の山や景色含めての雰囲気がすごく良いんです。だから可能な限り歩いて欲しいなって思います。
一の鳥居をくぐる前からもう鳥肌ですよ。そういう雰囲気出てるでしょ。
表参道の石段と灯籠はインスタ映えのスポットでもありますね。用も無いのに何度も登り下りしたくなるほど本当に素晴らしい参道です。調子に乗りすぎて、あとで足腰にダメージくるけど(;´Д`A
石段を登りきると、すぐに本宮があります。ここはそんなに広くはないんですね。絵馬の発祥の地とも言われておりまして、白と黒の馬の像があったりもします。
水の神を祀っていることもあり、社務所の近くの岩肌からは病気に効能のある霊水が湧出しています。水に浮かべると文字が浮き上がるおみくじであったり『水まもり』など、とにかく水に関するものが多いです。
ちょうどこれからの時期は七夕のライトアップがありまして、夕方以降は本当に幻想的な空間に浸ることができます。当然、カップルや若い女性たちが多いんですけど、私はもちろんひとりです。
一旦、本宮をあとにして山道を進むと、縁結びで有名な結社(中社)があり、さらに行くと奥宮に辿り着きます。
幽玄…って感じですね。吸い込まれそうというか。この時は「今ここをくぐったら本当に自分が消えてしまうんじゃないか」という感覚に陥りました。
ちなみにこの奥宮、かつては呪殺のための『丑の刻参り』のスポットだったんですよ((((;゚Д゚)))))))
それを知ってたのに、よくこのあとの暗い時間帯までひとりでウロウロしたなって今思いました(笑)。
あとは、船形石という不思議な遺跡があります。このような形の遺跡は日本各地にいくつか見受けられますね。言うまでもなくこれには理由がありますが深いお話なので別の機会に。
奥宮までの道の途中、ずっと川沿いを歩くんですがこれがまた良い雰囲気なんですね。神社だけじゃなくて、こういう所も好きです。
かなり推しの神社なんですけど、伝わりましたかね…。もう2枚載せておこう。あ、そうそう。貴船神社の公式インスタの画像はかなり秀逸ですよー。
これからの時期ももちろん良いですが、秋の紅葉の季節もオススメです。ぜひ訪れてみてください(*´꒳`*)